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進行中物件レポート2006年4月

■ 新築物件 I邸

新築に向けて-地盤調査

 どんなに建物の構造を強固につくっても、地盤がゆるければ家は傾いてしまいます。どのような基礎にするのか、あるいは地盤が弱ければ地盤改良を行うかなどを決定するのに、この地盤調査は欠かせません。
 住宅のような規模であれば、スウェーデン式サウンディング試験(*1)と呼ばれる調査が一般的です。
 今回は、これとは別に表面探査法と呼ばれる調査を採用しました。人工的に地震と同じ揺れを発生させ、その振動の伝達具合で、地盤の強度を計測します。S.S 試験に比べ再現性や精度が高く、地盤に不安がある場合には有効な試験です。写真左が震動を計測する測定器。写真下の中央に写っているのが、振動の発生装置です。

*1)地面にスクリューポイントと呼ばれる先の尖った先端がついたロッド(鉄の棒)を差し、おもりを載せて、どれくらいで沈むかを試験することで、地耐力(地面が荷重に耐える力)を計ります。


■ 戸建てリフォーム I邸(2006.6月竣工物件

リフォーム-構造補強、下地
 浴室周りの土台を解体したところです。水に侵されてだいぶ傷んでいます。このような所では、材を入れ替えて補強します。
 構造補強用の新しい材を入れているところです。古くて色の濃い材と、新しい色の明るい材の違いがおわかりになるでしょうか。
 左側は2階の加重を受け、柱に伝える梁を、右側では壁の強度を増す筋交いをたすきがけに入れています。
 柱や梁などの、構造補強が終わり、プラスターボードと呼ばれる仕上げの下地材を貼ったところです。ここで、だいぶ空間の形が見えてきます。
 右の写真は、現場においてスピーカー台のデザインを原寸で行い、大工さんに指示を出しているところです。

■ 店舗改装 T物件

店舗-打ち合わせ
 今回は内装材料選定の業者との打ち合わせMTGの様子です。仕上げ材料は、手漉き和紙、桐無垢板、珪藻土等すべて天然素材を使用する予定です。
 店舗は比較的短い期間で改装を繰り返すのですが、古未来工房としては息の長い飽きのこない空間で、基本的にいつもデザインしている住空間と同レベルの質の高い空間を造る予定です。また、オーナーも居心地の良い安らげる空間でありながら、今後はあまり大きな手をいれなくても良い空間がご希望です。
 今回打ち合わせ業者は手漉き和紙業者の柴山さんという方との打ち合わせ風景です。古未来工房からは藤倉とアシスタントデザイナーの高木です。